時代の流れや、流行に左右されず愛されるものとはどんなものなのでしょうか?
永く愛され、次世代に引継ぎ、継承できるものとはどんなものでしょうか?
時の流れを美しく感じさせるもの、月日の経過で完成していくものとはどんなものでしょうか?
今までのスタンダードを更新できるものはどんなものでしょうか?
新たにこれからのスタンダードとなるものはどんなものでしょうか?
サスティナブルな社会や生活に必要なものとはどんなものでしょうか?
過去を受け継ぎ、発展させていくデザイン。
未来へ残したいと思う新たなデザイン。
一つのモノを多様な視点からデザインする、
時代にとらわれない “Timeless” なデザインをテーマとします。
Kiku
お香
− “こえ” を聞くお香 −
室町時代に確立された日本の芸道、香道。
香道において、香りは「嗅ぐ」ではなく、「聞く」と表現されてきました。 【Kiku】は、“こえ”の文字を模ったお香です。
お香に火をつけると、文字をなぞるように火点や煙を移し、やがて灰へと変わっていきます。“こえ”を、目で、香りで、
時間をかけて「聞く」。
目の前には様々な香りの【Kiku】が並んでいます。
あなたは、それぞれの香りからどんな物語を想像しますか?
古くから伝わる香りの楽しみ方を現代に引き継ぐ、Timelessなデザインのあり方として。
“こえ”を聞くお香、【Kiku】を提案します。
- Designer
- Shimizu Shota
- Yamamoto Nobuhisa
- Designer
- Shimizu Shota
- Yamamoto Nobuhisa
86400"
WEB SITE >
86400"(はちろくよん)は、「暮らしの遊びを拡げる道具」をテーマに、家具や日用品をデザイン、販売しています。
Chonmage-Towel
タオル
時代を超えて古くから親しまれている日本の温泉文化。
疲れも時間も忘れるそのひと時は、まさにTimeless・・・
外国人観光客からも人気があり、
湯船にゆっくりと浸かりながら体の疲れを癒してくれます。
そんな日本の温泉では「浴室で体を洗う、入浴後に脱衣所へ戻る前に体を拭く」などを目的とした、
小さなタオルを持ち込むマナーとして定着しています。
今回提案するのは、浴室に持ち込むタオルをもっと便利に、楽しくしてくれるChonmage-Towelです。
くるくると丸め、端についたラバーで固定すればコンパクトに持ち歩くことができます。
頭に乗せている様子はちょんまげのよう。
日本文化をさらに楽しめるアイテムになるでしょう。
- Designer
- 298
- Designer
- 298
298
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298と書いて“ニクヤ”と読みます。東京を中心に活動している3人組のデザインユニットです。いつでもユーモアを大切にして、今より少し笑える世界を創っていく事を目標としています。
つな木
積み木
春はひな祭り、夏は七夕、秋はお月見、冬はお正月など、日本に伝わる年中行事の数々。
つな木は日本の伝統的な行事に合わせ、組み換えることで年中飾ることのできる積み木です。
積み木の表面には子供の健やかな成長を願って、縁起の良い日本の伝統的な文様を施しています。
文様の晴れやかな色合いは空間に遊び心をプラスしてくれます。
遊びながら行事を学べて、インテリアとして四季を飾る。
つな木は親から子へ、子から孫へ、日本の今と昔をつなぎます。
- Student Designer
- Ogawa Haruka
- Student Designer
- Ogawa Haruka
福岡デザイン専門学校
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学生ひとり一人の潜在的な能力を見い出し、デザインを通じて、社会の諸問題に立ち向かうための力を養い、人と社会をつなぐ、社会価値の創造を目指します。その実現に高い志をもち、挑戦し続け、創造的環境の場であることを大切にします。